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里山で希少フルーツ・フェイジョアの収穫とシェイクづくり

「フェイジョア」という、日本ではまだまだ希少なフルーツを知っていますか? パイナップルグァバとも語られるその果実は、原産国である南米ウルグアイから連想される南国の果実らしい芳醇な味わいです。

この秋、新宿から電車で80分の神奈川県大井町で収穫時期を迎えたフェイジョアの収穫体験とシェイクづくりが楽しめるイベントがありました。今回はこの珍しいフルーツについて、その収穫方法・果実の楽しみ方をお届けします。

花も果実も食べられる、南国生まれの希少フルーツ

南米生まれだけれど、現在はニュージーランドが主な生産地のフェイジョア。ニュージランドでは生食はもちろん、マフィンに入れたり、ジャムにしたり、砂糖とスターアニスでコンポートにしてヨーグルトに添えたりと、各家庭で楽しまれているのだそうです。また、フェイジョアの花はエディブル・フラワーとして食用でも親しまれていて、花も果実も楽しめる植物としてオーストラリア、アメリカ、イスラエルなどでも人気が高いそうです。日本にやってきたのは1930年代ごろからで、当時は南国の花木として扱われていたのだそうですが、近年では花も果実も食べられる植物として認知されています。

大井町相和地区の里山にフェイジョアがやってきたのは、1960年代ごろから。当時はみかんの生産に力を入れていた相和地区ですが、市場価格の下落によりキウイやフェイジョアが新たに導入されていったとのこと。現在でもキウイの生産者数には劣りますが、5件ほどのフェイジョア農家さんがいらっしゃるそうです。

当日はあいにくの雨模様でしたが、畑には収穫のタイミングを迎えたフェイジョアの実がたくさん落ちていて、参加者の皆でわいわいと拾いました。フェイジョアの実は木になっている段階ではまだ成熟していないそうで(触れるとすぐに落ちるようなものは大丈夫)、少し柔らかになっているようなものが味も甘く食べごろなのだそうです。

10分で完成、フェイジョアシェイク!

さて、袋に山盛りのフェイジョアを手に加工場へと移動します。

当日収穫したフェイジョアはまだ食べごろでないものも多いためお土産にいただくことになり、地域の方々が準備してくださった成熟したフェイジョアを使いシェイクを作ります。

準備するものは、フェイジョア5個、牛乳100cc、アイスクリーム少々(今回はクーリッシュ1/4ほど。甘いのがお好きならもっと増やしても美味しいそうです)。

シェイクにする前にそのままのフェイジョアを少し味見させてもらうと、確かにグァバに酸味が加わったようなトロピカルフルーツらしい味わいに、種の部分はとろっと、実の部分は少しシャリっとした梨のような食感です。

さて、半分に切ったフェイジョアをくり抜き、すり鉢で丁寧に潰します。「ここでどれだけ丁寧に潰せるかで美味しさが変わりますよ」と地域のお母さん。

ほぼ液体状になったら、シェイカーに材料をすべて入れて(100円均一でもあるそうです)100回ほど頑張って材料が混ざるように振り続けます。そして、完成!

バーテンダーのような腕前を見せる参加者の方に注目が集まったり、子どもたちも楽しそうに振っていたりと、誰でもあっという間に作れる楽しい料理の時間でした。

大井町でオリジナル・フェイジョアスイーツを楽しむ

大井町では、「Ooi Sweets Selection(大井スイーツセレクション)」と名づけ、地域で活躍する5人の菓子職人・シェフが腕によりをかけて地域の特産品で新たなスイーツを開発しています。そしてフェイジョアは、その注目スイーツの11つ。大井町に遊びに行かれた際には、ぜひその味に出会ってみてくださいね(フェイジョアのスイーツが購入できるお店・時期など詳細はこちらから)!

http://www.ultra-ashikami.jp/sweet/ooi/

最後に、フェイジョアのレシピをもう1つご紹介します。

フェイジョアチーズディップ

● 材料
フェイジョア 50g
グラニュー糖 15g
クリームチーズ 50g

● 作り方
① フェイジョアの皮をむきます
② フードプロセッサーでピューレにします
③ フェイジョアピューレとグラニュー糖を鍋に入れて中火でとろみが出るまで煮ます
④ とろみが出たら火から鍋を降ろして、粗熱が取れたら小さく切ったクリームチーズを加えてなじませます
⑤ 保存は冷蔵庫で